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日経平均株価vsダウ平均株価

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長らくデフレが続いた日本。アベノミクスで株価は大幅に上昇しました。インフレ率2%の達成にはまだ時間がかかりそうですが、不況を少しずつ脱しているように思います。一方、米国ではGDPの拡大が続き、一時期の経済不況をのぞいて、安定した成長を遂げています。今回は日経平均株価とダウ平均株価を比較します。

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日経平均株価vsダウ平均株価 ~第2次安倍政権誕生後~

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まず、第2次安倍政権誕生後のグラフを見てみましょう。

第2次安倍政権の誕生は2012年12月16日です。その日の株価を基準としたグラフが上の図です。青い線が日経平均株価、赤い線がダウ平均株価を表しています。

株価は日経平均株価の方が大きく上昇していることがわかります。いわゆるアベノミクスで円安ドル高が進行し、日本の株価は急速に回復しました。

一方のダウ平均株価も、日経平均株価ほどの上昇幅ではないものの、着実に上昇基調にあります。

記事執筆時点で、日経平均株価は+81.90%、日経平均株価は+57.14%(2012年12月比)となっています。

日経平均株価vsダウ平均株価 ~過去10年間~

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次に、過去10年間の日経平均株価とダウ平均株価を比較します。

このグラフは、2007年3月31日の株価を基準としたときに、日経平均株価とダウ平均株価がどのように推移してきたかを表しているグラフです。青い線が日経平均株価、赤い線がダウ平均株価を表しています。

2008年9月15日、リーマン・ブラザーズが破綻したことにより、いわゆるリーマン・ショックが起こります。その影響をうけ日経平均株価、およびダウ平均株価は2009年1~2月頃まで下落を続けました。

その後、ダウ平均株価は順調に回復。2012年3月には株価を回復させています(2007年4月比)。

 一方、日経平均株価が回復するのは2014年12月。日本は5年に渡り、株価の低迷に苦しんでいたことになります。東日本大震災の影響で、消費心理が冷え込んだことや、エネルギー燃料の大幅高などを受けて、回復が遅れたという面もあるかもしれません。

記事執筆時点で、日経平均株価は+5.78%、ダウ平均株価は+58.68%(2007年3月末比)となっています。

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日経平均株価vsダウ平均株価 ~過去30年間~

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最後に、過去30年間の日経平均株価とダウ平均株価を比較します。

このグラフは、1987年3月31日の株価を基準としたときに、日経平均株価とダウ平均株価がどのように推移してきたかを表しているグラフです。青い線が日経平均株価、赤い線がダウ平均株価を表しています。

最初こそ日経平均株価の方が上昇していますが、バブル崩壊で株価を下げて以降、日本の株価は今に至るまでずっと横ばいです。

一方のダウ平均株価は、湾岸戦争やリーマン・ショックで大きな下落を経験していますが、その回復は早く、ほぼ右肩上がりに上昇を続けていると言えるでしょう。

記事執筆時点で、日経平均株価は-12.32%、ダウ平均株価は+799.40%(2007年3月末比)となっています。

終わりに

短期間で見れば日経平均株価の方が大きく上昇していましたが、30年間という長期スパンで見るとその差は歴然でした。

積立投資は数十年間のスパンで考えるものです。もし日本株に過去30年間投資していたとすれば、資産は12%減少しています。一方で米国株に投資していれば、その資産は800%増加しています。

「これから積み立てを始める場合、日本株と米国株のどちらを積み立てるのがいいか」と聞かれても、未来のことは分からないので答えられません。しかし、少なくとも過去30年間であれば、米国株に積み立てたほうが良かったと言えそうです。

 

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