20代前半からの長期投資!

20代前半から投資に挑戦するブログ 主に投資信託やETFを活用していきます

ETFを選ぶメリット・デメリットとは

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ETFとはExchange Trades Fundsの略で、日本語では「上場投資信託」と訳されています。日経平均株価やTOPIX、S&P500といった、各種指数に連動して運用されており、投資信託のインデックスファンドに性質が非常に似ています。

ETFは、投資信託と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ETFのメリット

①費用が安い

通常、ETFや株式、投資信託を購入・保有する際には手数料が発生します。

まず購入する際に、証券会社に支払う売買手数料を支払います。一般的には、投資信託の販売手数料よりも、ETFを購入する際の売買手数料の方が安いことが多いです。ただし、1日に何度も売買を繰り返すような場合は、手数料が高くなるので注意が必要です。

また、ETFと投資信託は、保有している間、信託報酬が発生し続けます。これもETFの方が安いことが多いとされています。

例えば、S&P500に連動している国内ETFの1557は、信託報酬は0.09%です。一方、同じS&P500に連動する投資信託で、手数料が最も低いi-mizuho米国株式インデックスの信託報酬は0.57%でおよそ6倍もの差となっています。

②売買価格がハッキリしている

投資信託は1日1回算出される基準価額を基に決定されるため、売買の時点では自分がいくらで買付・解約したのか分かりません。

一方、ETFは投資信託と違い、証券取引所に上場しています。価格は市場価格で決定し、リアルタイムに変動します。指値で取引することも可能です。

ETFのデメリット

①購入にはまとまった資金が必要

投資信託は500円から積み立て可能なものも存在しますが、ETFはそのような仕組みが存在していません。あらかじめまとまった資金を用意し、購入する必要があります。ただし1口ずつ購入できるようなものであれば、数千円からの購入が可能なものもあります。

②分配金は自分で再投資する必要がある

ETFは分配金が出ます。分配金を再投資することで投資の効率が著しく高まることをご存じの方は多いと思いますが、ETFは自動で再投資してくれる仕組みはありません。自ら手動で購入する必要があります。また、分配金は課税されますので、複利効果が弱まるという大きなデメリットもあります。

投資信託は分配金を出さずに運用しているものもあります。その方が手間も余計な税金もかからず、効率的な運用をしているといえるかもしれません。

終わりに

ETFは投資信託に比べて、費用が安いことが大きなメリットです。コストの差は運用成績に直結します。長期保有を前提に考えると、コストが安いETFは非常に魅力的です。

一方、分配金を自ら再投資する必要があるのは大きなデメリットです。税金の課税によって複利効果も薄れてしまいます。手間もかかるため、一度購入したらそのまま放置したいという人は、投資信託のほうが向いています。

ETFは、長期投資を前提に、自ら再投資することが苦ではない人に向いている商品だといえるでしょう。