4月15日は「太陽節」、核実験強行はあるか?
今日、4月15日は「太陽節」と呼ばれる北朝鮮の祝日です。金日成主席の誕生日を祝う日となっています。これに合わせて北朝鮮は6度目の核実験の準備を終えたとされています。米国は空母を近隣海域に派遣するなどしており、緊張は一気に高まっています。投資家はリスクを避ける姿勢を強めており、週末にかけて円高・株安は一層進行しました。
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北朝鮮は核実験を強行するのか
国際社会に対する挑発行為を続ける北朝鮮は、すでに核実験の準備を終えたとされています。米国は空母や駆逐艦を派遣するなど、厳戒態勢を敷いています。化学兵器を使用したとされるシリアに対してトマホークミサイルを59発発射するなど、武力行使も辞さない態度を示している米国に対し、北朝鮮がどのような対応を取るのか注目が集まっています。
投資家は地政学的リスクの高まりを受け、リスク回避の姿勢を強めています。安全資産と呼ばれる円買いが進み、円高・株安は進行しています。
恐怖指数
ここ1ヶ月間の恐怖指数です。20を超えると投資家が先行きに不安を感じるとされており、通常は10~20の間で推移します。
記事執筆時点では数値は16.0となっており、通常の範囲内に収まっています。ただし、数値が上昇基調にあることが確認できます。地政学的リスクの高まりを受け、投資家の不安感が高まっているといえます。
ドル円
1ヶ月間のドル円の推移です。
ドル円相場は1ヶ月間でおよそ6円、円高へ振れました。
シリアや北朝鮮の問題を受けて地政学的リスクが高まる中、リスク回避の円買いが集中しています。
またトランプ大統領が「ドルは強すぎる」と発言した影響で、円高は一層進行しています。
日経平均株価
1ヶ月間の日経平均株価です。
ドル円相場と似たような動きをしています。
3月16日に19,600円を超えていた日経平均株価は、記事執筆時点で18,300円と、1,000円近く値を下げています。
S&P500
最後に1ヶ月間のS&P500の推移です。
おおむね横ばいに推移していますが、4月7日の米国のミサイル発射以降、数値は下がっています。
4月6日に2377をつけていたS&P500は、記事執筆時点で2329まで数値を下げており、およそ2%の下落となっています。
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