米国株式市場すべてに投資するなら米国ETFのVTI
米国ETFのVTIは、米国株式市場のほとんど全て(99%以上)をカバーするETFです。経費率も低く設定されており、米国株式市場を対象としているETFの中で最強の1本といっても過言ではありません。
VTIの概要
項目 | 概要 |
---|---|
名称 | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF |
ベンチマーク | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
投資対象 | 米国株式市場のほぼすべての銘柄 約3600銘柄 |
年平均リターン | 6.32% |
分配利回り | 1.89% |
経費率 | 0.05% |
純資産総額 | 約8兆3257億円(2017年2月末現在) |
設定日 | 2001年5月24日 |
ベンチマーク
CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場の100%を対象としているベンチマークです。当然ですが、大型株・中型株・小型株すべてが対象で、およそ3600の銘柄で構成されています。
投資対象
米国株式市場の投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしています。
リターン
これまでに年平均6.32%のリターンを達成しています。
ほぼ右肩上がりに上昇しています。
米国株すべてが投資対象のため、米国の景気の影響が、そのまま反映されているとも言えるでしょう。
分配利回り
直近の1年間では、1.89%となっています。
分配利回りはやや低めの数値に落ち着いています。インカムゲインよりもキャピタルゲインを重視して保有する銘柄だと言えそうです。
ただし、配当は増加傾向にあります。ETFの値上がりに、配当の増加が追いついていないとも言えそうです。
年 | 配当 |
---|---|
2016 | 2.215ドル |
2015 | 2.067ドル |
2014 | 1.869ドル |
2013 | 1.673ドル |
経費率
バンガードらしく、経費率が0.05%と極めて低く抑えられています。
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終わりに
VTIは、投資対象は3600もの銘柄にのぼっており、およそ500の銘柄を対象とするS&P500のETFと比較すると、分散性に優れています。好調な米国景気を、自らの資産形成にそのまま反映させたいと思う方におすすめのETFだといえそうです。
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