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20代前半からの長期投資!

20代前半から投資に挑戦するブログ 主に投資信託やETFを活用していきます

「みんなのクレジット」問題とは結局何なのか

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最近話題となっているソーシャルレンディング。魅力的な高い利回りで投資家を引きつけていました。しかし3月24日に、ソーシャルレンディング事業者である「みんなのクレジット」について、証券取引等監視委員会は、内閣総理大臣および金融庁に対し、行政処分を行うよう勧告しました。

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ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい企業に対し、投資家が資金を融資できる仕組みです。

借り手となる企業は、どのような事業に対して融資が必要なのか表明し、それに賛同できる投資家が資金を提供する仕組みです。クラウドファンディングに近い形といえるかもしれません。

「maneo」や「クラウドバンク」、「みんなのクレジット」といったソーシャルレンディング事業者は、仲介業者として企業と投資家の間を取り持ちます。

特に「みんなのクレジット」は、ソーシャルレンディング事業者の中でも高利回りなこと、また高額なキャッシュバックキャンペーンを行っていたことで、各種メディアでも評判になり、投資家を集めていました。

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maneoホームページより引用

ソーシャルレンディング | maneo(マネオ) | マネオのしくみ

 

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行政処分を受けるかもしれない「みんなのクレジット」

2017年3月24日、証券取引等監視委員会は、ソーシャルレンディング事業者である「みんなのクレジット」について、内閣総理大臣及び金融庁に対し、行政処分を行うよう勧告しました。これは金融庁設置法第20条第1項に基づく勧告です。

金融庁設置法第20条第1項に基づく勧告といわれても分からない

金融庁設置法第20条第1項では、

「(前略)検査、報告若しくは資料の提出の命令、質問若しくは意見の徴取又は犯則事件の調査(次条において「証券取引検査等」という。)を行った場合において、必要があると認めるときは、その結果に基づき、金融商品取引の公正を確保するため、又は投資者の保護その他の公益を確保するため行うべき行政処分その他の措置について内閣総理大臣及び長官に勧告することができる。」

と定められています。

読んでもやっぱり分かりませんでした。というより、訳が分からないので途中で読むのを諦めました。要するに投資家に対して不適切な業務を行っていたということでしょう。

どんな悪いことをしていたのか

具体的には、証券取引等監視委員会により、下記の状況が認定されています。

  1. 貸付先について、「不動産ローンファンド」や「中小企業支援ローンファンド」とうたっていたが、実際はほとんどが親会社に貸し付けられていた。
  2. 貸付先から不動産、または有価証券を担保として受け入れるとうたっていたが、実際はグループ会社の未公開株式だった。また担保が設定されていない貸し付けも存在した。
  3. ファンドの償還資金に、他のファンドの出資金を充てていた。
  4. 各種キャンペーンのキャッシュバックに、ファンド出資金を充てていた。
  5. 代表が、出資金を自身の借入れ返済等に使用していた。
  6. グループ企業の増資に、ファンド出資金を充てていた。
  7. ファンドからの借入れを返済することは困難な状況である。

ひどすぎます。

ファンドの償還資金に充てていたということは、実質的に、自転車操業となっていたということでしょうか。

「みんなのクレジット」の言い分

「みんなのクレジット」は、証券取引等監視委員会が勧告を行ったことをうけ、証券取引等監視委員会の勧告について(詳細版)なるものを発表しました。

ずらずらと書かれていますが、証券取引等監視委員会に認定を受けた、上記7項目について、概ね認めています。2016年にサービスを開始して以降、ソーシャルレンディング事業の急成長に、資金繰りがついていけず、結果としてファンド出資金を充てていたと読み取れます。

最も気になる資金の返還については、「2016年12月の検査基準日以降、売上は順調であり、今後の見込みと照らし合わせても、返済は十分可能」とあります。

結局のところ、資金は返還されるのか分からない

投資家にとって一番気になることは、投資した資金がどうなるのかという一点に尽きます。

証券取引等監視委員会は、投資家から集めた資金について、「ファンドからの甲グループへの貸付は返済が滞る可能性が高い状況と認められる」と言及しています。

一方、「みんなのクレジット」は、検査を受けた時点ではそのような状況に見えたが、現在は返済は十分可能だとの認識を示しています。

どちらの意見も一理ありますが、管理人としては、証券取引等監視委員会が認定した、という事実を重く受け止めたいところです。

返還されるのかどうかは分かりませんが、いずれにしても今後「みんなのクレジット」で投資を行おうと考える方は、極めて慎重になる必要があるでしょう。

終わりに

「みんなのクレジット」では、記事執筆現在も14.5%の高利回りで募集を続けています。高いリターンの裏には、高いリスクがあるということを、改めて教えてくれた一件となりました。

管理人もソーシャルレンディングに投資しています。今回の件を受け、自分の分がきちんと償還されるのか、不安な気持ちが無いといえば嘘になります。(ちなみに「みんなのクレジット」ではなく「maneo」ですが。)

注目を集めていたソーシャルレンディングで、このような事態が起きたことは残念なことです。今後、ソーシャルレンディングは個人投資家からの興味を失っていくのかもしれません。

 

nekutangblog.hatenablog.com

 

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